【タイ】政府は7月14日の閣議に先立ち、バンコクのビアホールで発生した火災事故を受け、全国の施設を対象に安全対策を強化する方針を確認した。関係機関が連携して30日以内に点検を完了し、結果を閣議に報告する。
アヌティン・チャーンウィーラクーン首相は閣議前、火災で亡くなった犠牲者を悼み、閣僚とともに1分間の黙祷を捧げた。首相は会議で、「今回の火災は国家の大きな損失であり、国民の信頼や安全基準に対する国際的評価にも影響を与える」と述べた。同様の事故は過去にも繰り返されており、今回の対策を一時的な対応にとどめず「国家的課題」として安全基準の抜本的な強化に取り組む必要があると強調した。
一斉点検は内務省を中心に、バンコク都庁(BMA)、地方行政、内務省都市計画局、警察などの関係機関が連携して実施し、全国の建物や娯楽施設を対象に30日以内に完了させる。火災防止設備、避難経路、収容人数、法令・安全基準の遵守状況を重点的に確認する。基準を満たさない施設や法令違反が判明した場合、改善が完了し再検査に合格するまで営業停止とする。
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