【タイ】スパジー・スタムパン副首相兼商務相が提案した「ご飯とおかず2品で40バーツ(200円相当)以内」支援策に、「効果が乏しく一時的な対症療法に過ぎない」との批判が相次いだ。商務省からも擁護する声は上がらず、同相は自らのフェイスブックに「計画をいったん停止し再検討する」と投稿した。
同案は、生活費抑制策「タイ・ヘルプ・タイ(タイ・チュアイ・タイ)・プラス」拡充の一環として示されたもので、商務省が食材費の一部を補助する仕組みを検討していた。これに対して元政治家から、「食品価格の上昇は原材料、電気、ガス、燃料、輸送、労働、資金調達など、生産工程全体のコスト増が原因」との指摘が出た。
「飲食店への補助ではなく、根本的なコストを下げなければ問題の解決にならない」との声も上がった。「40バーツで提供する料理を1〜2品に限定したり、量や品質を落としたり、安価な食材に切り替えたりする」可能性など、「飲食店が補助金を得るため、制度に合わせた運営に傾く恐れがある」との懸念が広がった。
批判の高まりを受け、同案は発表の翌日に見直しとなった。























