【タイ】タイ国防技術研究所(DTI)は2月10日、法務省特別捜査局(DSI)向けに納入された国産9ミリ短機関銃「MI-9 SMG」と関連装備の射撃試験に立ち会った。MI-9 SMGはタイの銃器メーカー、「Weapons Manufacturing Industry Co., Ltd.(WMI)」が製造した。
試験は東北部ナコーン・ラーチャシーマー県パークチョン郡の警察中央戦術訓練センターで実施された。契約に基づく性能確認の一環で、タイ警察の兵站部門がDSIの基準に従って検証を担当した。MI-9 SMGは、反動利用式の作動方式を採用し、2種類の銃床を選択できるなど、軽量で取り回しの良さが特徴という。チェコ製CZスコーピオンEVO3と弾倉を共用できるほか、操作系はタイ国軍の標準訓練銃であるAR-15系と共通化されている。
また、研究所が開発した消音器「Shuriken 9」を装着しての試験も実施。使用者の聴覚に配慮した設計で、発砲音を平均15%低減。知的財産当局から実用新案権を取得している。
試験では、作動の確実性、10メートルおよび15メートルでの命中精度、連続射撃時の耐久性、消音器装着時の作動安定性といった全項目で基準を満たしたという。研究所は今回の成果について、国防産業の自立性向上と持続的な発展に向けた重要な一歩で、官民双方からの信頼強化につながるとした。
写真:タイ首相府

























