【タイ】在タイ日本国大使館が1月22日、令和7年度第3四半期のタイの治安及び一般犯罪等に関する情勢傾向を発表した。※タイトル画像はタイ陸軍発表のイメージ写真
海外安全対策情報(令和7年度第3四半期(10-12月)
令和7年度第3四半期のタイの治安及び一般犯罪等に関する情勢傾向についてお知らせします。安全対策等を考える際の参考にしてください。また、当館ホームページの海外安全情報も随時掲載・更新していますので、併せて御確認ください。
【在タイ日本国大使館ホームページ】⇒リンク
1 社会・治安情勢等
(1)カンボジア国境付近における軍事衝突
2025年7月24日にタイ・カンボジア両軍の間で本格的な衝突が発生した後、7月28日には停戦合意が成立し、10月26日には米国、マレーシアの立会いの下、タイとカンボジアによる共同宣言の署名がなされました。その後、国境付近では地雷の爆発や散発的な銃撃等は発生したものの、両国軍間での衝突には至っていませんでしたが、12月7日に両国国境付近の数カ所に亘って、再び両軍間で衝突が発生しました。同年12月27日には再び両国間で停戦合意が成立し、一定の沈静化が見られるものの、現在も緊張状態が続いています。
カンボジアとの国境付近(シーサケート県、スリン県、ブリラム県、ウボンラチャタニ県、サケーオ県、チャンタブリ県、トラート県のカンボジア国境から50km以内)については、外務省より危険情報「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が発出されています。これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
(2) タイ深南部テロ情勢
今期、タイ深南部(ヤラー県、パッタニー県、ナラティワート県及びソンクラー県東部)では、イスラム武装勢力が関係すると思われる銃器及び爆発物を使用した事件が、月平均約8件発生しました。
ヤラー県、パッタニー県、ナラティワート県及びソンクラー県の一部(ジャナ、テーパー、サバヨーイ各郡)については、外務省より危険情報「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が発出されています。これらの地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、上記以外のソンクラー県の各郡については、「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」の危険情報が発出されていることにご留意ください。
2 犯罪傾向等
(1)犯罪傾向
令和7年度第3四半期中の邦人犯罪被害として、30件の届出がありました。前四半期と比較して8件の減少となっております。被害の内訳で一番多いのはスリで、二番目は詐欺となっております。
(2)邦人事件簿
令和7年度第3四半期中、入管法違反などの罪により、邦人11名がタイ警察に逮捕され、2名の邦人が退去強制となりました。
(3)その他注意事項
【TDAC(Thailand Digital Arrival Card)に関するトラブルについて】
●最近、TDAC(Thailand Digital Arrival Card)の公式サイト以外のサイトを利用した結果、登録にあたり料金を請求されたり、クレジットカード情報を入力させられるなどのトラブルが発生しています。インターネット上にはTDACの偽サイト等も存在することから、登録にあたっては公式サイトを利用するよう心がけてください。
○TDAC公式サイト(タイ入国管理局)⇒リンク
【いわゆる「お金見せて詐欺」の被害について】
●バンコク都内では、以前から、中東系や欧米系の男性(または男女)から「日本のお札を見せてほしい」などと声を掛けられ、やり取りをしている間に現金やクレジットカードを抜き取られる、いわゆる「お金見せて詐欺」被害の相談が後を絶たないことから、引き続き注意してください。
【歓楽街でのぼったくり被害相談の急増】
●バンコク都内(特にソイ・カウボーイやナナプラザ)の歓楽街において、強引な客引きや法外な金額を請求されるといった、ぼったくり被害の相談が多数寄せられております。皆さまにおかれましては、強引な客引きは相手にせず、また、注文前に料金を確認し、法外な金額を提示された場合には簡単に同意しないよう心掛けてください。
【旅券の紛失・盗難に関する注意喚起】
●旅券の紛失・盗難に関する相談が多数寄せられております。今期中の相談件数は59件(うち盗難は17件)で、引き続き高水準で推移しております。混雑した場所ではバッグは身体の前に持ち、財布等の貴重品はズボンの後ろポケットやバッグのすぐ取り出せるところに入れないよう心掛けてください。
●旅券は貴重品と同様に保管管理に努め、第三者に取り出されやすいリュックの外ポケットなどに無造作に入れることなく、紛失や盗難防止に努めてください。
○当館ホームページ「タイで旅券を紛失(盗難被害)した場合の手続き」⇒リンク
【特殊詐欺等に関する注意喚起】
●近年、東南アジアを中心とする海外において、特殊詐欺事件のいわゆる「かけ子」として犯罪に加担させられた結果、現地警察に拘束される事案が多く発生しています。
●「海外で短期間に高収入」、「簡単な翻訳作業」といった、いわゆる闇バイトの謳い文句に誘われ、「海外旅行に出かけて小遣い稼ぎができる」といった安易な気持ちで海外に渡航した結果、意図せず詐欺犯罪の加害者になってしまうケースがあります。こうしたいわゆる闇バイトに一度加担してしまうと、「やめたい」と思っても、パスポートを取り上げられて軟禁状態となり、また、自分自身や家族等の個人情報をもとに脅迫され、抜け出すことができないばかりか、組織内でのトラブルにより、暴行を受け重傷を負うなどのおそれがあります。
●短期間で多額の報酬を得られるような仕事は、海外でも通常はないことを十分認識し、安易にこうした求人に応募することがないよう、また、意図せず犯罪の加害者になることがないよう、十分慎重に行動してください。
○特殊詐欺事件に関する注意喚起(加害者にならないために)⇒リンク
3 テロ・爆弾事件発生状況
令和7年度第3四半期中、邦人被害にかかる事件は報告されませんでした。
4 誘拐・脅迫事件発生状況
令和7年度第3四半期中、邦人被害にかかる誘拐・脅迫事件は報告されませんでした。
5 日本企業の安全に関する諸問題
令和7年度第3四半期中、日本企業の安全に関する諸問題は報告されませんでした。
【海外安全 虎の巻~海外旅行のトラブル回避マニュアル】⇒リンク
【ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル】
⇒リンク
⇒リンク
【安全の手引き】(当館HP)⇒リンク
【海外安全 虎の巻~海外旅行のトラブル回避マニュアル】⇒リンク
【ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル】
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【安全の手引き】(当館HP)⇒リンク
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(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500、696-3000
所在地:177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)






















