バンコク都心部ペッチャブリー通りで地下鉄建設、交通規制で渋滞悪化必死

【タイ】タイ電車公社(MRTA)を事業主体とするMRTオレンジライン(地下鉄)敷設工事の一環で、バンコク都心部ペッチャブリー通りで11月15日から交通規制が取られる。商業施設「セントラルワールド」北側の陸橋が封鎖されるため、通勤帰宅ラッシュ時のさらなる渋滞悪化が必死と見られる。

 11月15日からの交通規制は、ラーチャダムリ通りがラーチャプラソン通りに変わるペッチャブリー通りとの交差点一帯で、商業施設の「プラディウム」やホテルの「ノボテル・バンコク・プラティナム・プラトゥーナム」などが交差点界隈に建つ。大きな工事として、ペッチャブリー通りに沿って地下鉄用トンネルが掘削され、それに伴ってプラティナム前の交差点とバンコク高架鉄道BTSラーチャテーウィー駅に隣接する交差点の陸橋が撤去される。プラティナム前の陸橋は、1966年に完成した自動車用としてタイで最初の陸橋とされる。ほか、チャオプラヤー川を渡った先のチャランサニットウォン通りの交差点の陸橋も、同工事の一環で撤去される。いずれの陸橋も工事終了後に再建される計画だ。

 オレンジラインはバンコクの東側ミンブリー区のイエーク・ロムクラオ(ロムクラオ交差点)駅と西側タリンチャン区のタリンチャン駅を結ぶ。今回のペッチャブリー通り一帯の工事は5年かかると見込まれる。タリンチャン駅建設は未だ計画の段階。東側は完成しているとされ、ミンブリー駅~タイ文化センター駅が2025年8月に部分開業すると報じられている。

ラチャダムリ通り北側の交差点 写真:newsclip

BTSラーチャテーウィー駅隣接の交差点 写真:newsclip

ペチャブリー通りの工事開始を告知する看板 写真:newsclip

MRTAが公表するオレンジライン路線図

 

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