ラオスからマレーシアへの長距離密輸ルート、タイ最南端で遮断 大麻200キロ押収

【タイ】タイ水上警察は11月19日、南部ソンクラー県およびサトゥーン県で大麻密売に関与していた男2人(ともに32)を逮捕し、およそ200キロの圧縮大麻を押収した。ラオス国境からマレーシア国境まで伸びる、タイ国土を縦断する密輸ルートが明らかとなった。

 圧縮大麻は荷物10箱に分けられ、東北部でメコン川をはさんでラオスと接するブンカーン県およびナコーン・パノム県から発送された。南部の東海岸(タイ湾側)ソンクラー県と西海岸(アンダマン海側)サトゥーン県で分散され、それぞれの国境でマレーシアに持ち出されるルートだった。

 地元警察が東北部から追跡し、南部で仕分けされるところで摘発に乗り出し、ソンクラー県およびサトゥーン県でそれぞれ、荷物を受け取った男を逮捕した。

 男は2人とも容疑を認めているという。警察は背後の指示役や供給ネットワークの特定を急いでいる。

写真:POLICE News Varieties

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