【タイ】バンコク都ドーンムアン区内の隣り合わせの東北(イーサーン)料理店2店で3月9日午前0時半頃、警察が不法就労のラオス人女性11人を逮捕した。いずれも合法的な入国だったが、労働許可証を所持していなかった。
所轄署は、「ホステスをはべらせてカラオケに興じる客の歌声がうるさい」という近隣住民の苦情を受けて、調べを始めた。隣り合わせの2店でラオス人女性が接客業務に携わっていることが分かり、今回の摘発となった。店主2人、ラオス人女性計11人を逮捕。店自体、飲食店や娯楽店の営業に必要な全ての許可を得ていなかったことも分かった。
タイ警察は、タイ・ミャンマー国境の特殊詐欺や人身取引などの犯罪拠点を巡り、タイ国内にも共謀者がいるとして外国人犯罪者の摘発に動いており、同時に不良外国人の取り締まりも強化している。バンコク都内では3月7日にも、カラオケ店7店で不法に就労していたラオス人女性25人が逮捕されている。
写真:Police TV