中国人の違法ガイド、3年オーバーステイも タイ観光警察が逮捕

【タイ】タイ観光警察(ツーリストポリス)は11月13日、東部リゾートのパッタヤー(パタヤ)市内で中国人の男(30)を逮捕した。外国人の就労が禁止されている観光ガイドを装ってツアー客の世話をしており、3年の不法滞在(オーバーステイ)状態だった。

 警察は逮捕前日の12日、SNS上の「観光業界ニュース」というページに、偽造ガイド証の写真が投稿されているのを発見。ガイド証の顔写真の男がパタヤ市内のホテルに滞在していることを突き止めた。

 13日朝、警察は旅行者とともにホテルから出てきた男を確認。ナー・ジョムティエン地区でツアー客に案内を始めたところで職務質問した。旅行者は中国人9人の団体客だった。

 職質の結果、男は中国籍と判明し、パスポートには2022年7月17日の入国スタンプと、滞在期限が2023年1月5日までの査証(ビザ)があり、1000日以上の不法滞在も明らかになった。

写真:POLICE News Varieties

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