タイで母子家庭が増加傾向 離婚率は3組に1組

【タイ】タイ社会開発福祉省婦人家庭局が先ごろ発表した、家庭状況に関する統計結果によると、タイで母子家庭(シングルマザー)が増加傾向にある。新生児支援金制度の対象となる母子家庭は今年12万8322世帯に上り、前年の調査から7344世帯増加した。

 婦人家庭局は、母子家庭の増加は離婚率の上昇に比例していると説明。10年前は婚姻5組あたり1組だった離婚が、現在では地域によって3組あたり1組に達するという、保健省精神衛生局の調査結果を挙げた。また、未婚による母子家庭や、父親が子どもを育てる父子家庭もある。

 内務省傘下の住所登録局に基づくデータでは、今年のタイ総人口はざっと6500万人。女性は過半数のおよそ3300万人(51.26%)、男性はおよそ3200万人(48.74%)。

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