【タイ】タイ南部リゾートのプーケット県とクラビー県で6月27日、ぞれぞれのビーチに仕掛けられた爆発物が発見され、爆発物処理班(EOD)が処理した。プーケットでは25日以降3日連続の発見と処理になる。
プーケットでは26日同様、島内で最も賑やかなパートーン(パトン)・ビーチで発見された。24日にプーケット北隣パンガー県で時限装置などの所持で逮捕された容疑者2人が、空港1カ所、パトン・ビーチに2カ所、プロームテープ岬に1カ所の計4カ所に爆発物を仕掛けたと供述。全てが発見・処理された。
27日はまた、プーケット東隣のクラビー県のアオナーン・ビーチに仕掛けられていた爆発物をEODが処理した。120日後に作動するようタイマーがセットされていたという。ノッパラットターラー・ビーチでも不審物が発見されたが、爆発物ではなかった。いずれも観光名所として外国人旅行者に人気のビーチ。
クラビーで発見された爆発物もパンガーで逮捕された容疑者が供述したもので、共犯者2人が逃亡中とも明かしたという。