【タイ】誕生日に無料で提供されるプロモーションの料理が「広告写真と違い過ぎる」とし、利用者がフェイスブックに投稿、インターネット上で話題となっている。タイで人気とされる(地場経営の)日本食チェーンの「鮭丼ケーキ」という料理で、山盛りのはずのサケがほとんど乗っていなかった。
投稿は現在、フェイスブックの「私たちは消費者(พวกเราคือผู้บริโภค)」に掲載されている。利用者は店のフェイスブック上の鮭丼ケーキに惹かれ、誕生日の5月25日に同店を訪れて通常の料理と一緒に注文した。鮭丼ケーキが出てきたとき、写真と違い過ぎで「涙がでそうだった」と投稿している。
利用客は当初、店のフェイスブックに写真を投稿し、「誕生日ケーキありがとう」と添えたが、すぐに削除もしくは非公開にされ、ブロックされたのかページに入れなくなってしまったという。「無料なので仕方がないと思っていて、投稿に悪意はなかった。しかし削除とブロックをされたことが理解できなかった」とし、「私たちは消費者」に改めて投稿したという。
同投稿には、「撮り方次第で広告写真に近づけられたかも」「コメを減らして小さくすれば、サケを増やさずに多く見せることができたのに」「コンビニのハンバーガーみたい」「ポークミンチのもち米バーガーみたい」といったコメントが寄せられており、あからさまな誹謗中傷は見当たらない。
騒ぎを知った店はフェイスブック上で謝罪、「従業員をしっかり指導できておらず、異なる食材を使ってしまった」「原因は不明だが、当方で投稿の削除やユーザーのブロックは行っていない」「広告写真と異なったことは明らか、該当の料理を改めて提供したい」と投稿している。