ナイフを手にして野生のゾウに接近 身元判明し起訴へ

【タイ】タイのカオヤイ国立公園でナイフを手にして野生のゾウに近づくという動画がSNSに投稿された件で、公園当局は4月30日、動画に映っている人物の身元が判明し、起訴される見通しを明らかにした。園内への武器持ち込みと野生動物への接近の容疑だという。

 動画は前日29日に投稿された。サングラスと黒いマスクで顔を覆ったタイ人の男が背中にギターを担ぎながら、職員らしき男性の制止に耳を貸さず、ゾウに近づいていくシーン。ゾウが後ずさりしたため男は触るのを諦め、事故に至ることはなかった。

 公園当局は、野生動物は近づかれると自衛のために攻撃してくることがあるため、このような行為は絶対にしないよう、注意を促している。

 カオヤイ国立公園は東北部ナコーン・ラーチャシーマー県、東部プラーチーンブリー県、中部ナコーン・ナーヨック県、同サラブリー県の4県にまたがり、「ドン・パヤーイェン‐カオ・ヤイ森林群 自然遺産 / 2005」としてユネスコの世界遺産に指定されている。

フェイスブック「ช้างอยู่ไหน Where is the elephant?」より

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