タイで「生体認証SIM登録」草案承認 施行後は義務化へ

【タイ】タイ国家放送通信委員会(NBTC)は2月19日、「生体認証SIM登録」に関する草案を承認した。携帯電話事業者は発効後6カ月以内にシステムを構築し、施行後は生体認証が義務化となる。

 生体認証SIM登録では、スマホ利用者の身体的・行動的特徴を補足・検証・照会するなど、個人情報を収集する。すでに起動時やロック解除時に指紋、顔、光彩による認証が広く利用されているが、今後はSIM自体やアプリ利用時にも生体認証が徹底されていくもよう。

 特殊詐欺、コールセンター接続、ミュールアカウント開設などの各種犯罪の防止を目指すもので、携帯電話事業者も生体認証SIM登録に対応するシステムを構築する必要があり、違反した場合は事業免許のはく奪もあり得る。体制は今後半年で整えられていくが、高齢者や障害者にとって難しい登録方法になり、問題点はいくつか残っているという。

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