【タイ・日本】SWCCグループで電線・ケーブル販売を手掛けるSDS(本社:神奈川県川崎市)は、汎用巻線事業の強化を目的に、タイの巻線メーカーBangkok Magnet Wire Co., Ltd.(BMC)と日本総代理店契約を締結した。10月から、BMC製のモーター・変圧器向け耐熱巻線の日本での独占販売を開始した。
SDSはこれまで、国内市場を中心にモーターや変圧器向け巻線を販売してきた。製品ラインナップの拡充と安定供給体制の強化を図る中、耐熱性や供給力、価格競争力に強みを持つBMCと提携した。販売する耐熱巻線は、変圧器やインバーター駆動モーター、高電圧サージ環境などでの使用を想定した製品で、AIW、AM200A、EIAIW、PEWYシリーズを取り扱う。
BMCは、タイの大手電線メーカー、バンコクケーブルのグループ会社で、チャチュンサオ県に生産拠点を置く。エナメル線や巻線の製造・販売を手掛けている。
SDSは今年度、物流拠点を東京都足立区に集約して在庫運営体制を強化。今後は国内製品に加え、ベトナムのSACOM製品やタイのBMC製品も含めて取扱品目を拡充し、特注品や耐熱製品など多様な需要に対応する体制を整える。同社は、EC通販サイト「蛙屋」なども活用しながら販売を拡大し、2030年までに汎用巻線事業の売上高を2025年度実績の約2.4倍となる約60億円に引き上げる目標を掲げている。



























