【タイほか】タイの複数のメディアが、ミス・ユニバースの運営権を巡る対立を報じている。ミス・ユニバース機構(MUO)を運営する米国のJKN Universe LLCは9月18日、タイ、インドネシア、ベトナム、ラオス、マレーシア、シンガポールの6カ国について、2026年ミス・ユニバース世界大会への参加資格がないと発表した。
MUO側は、これら6カ国の国内大会運営権(フランチャイズ)契約が有効ではなく、ライセンスを付与したシンガポール法人のMiss Universe Eastern Pte. Ltd.(MU East)にはその権限がないと主張している。ミス・ユニバースでは通常、MUOが各国・地域の運営会社に対し、「ミス・ユニバース」の各地大会を開催し、自国代表を世界大会に送り出す権利を与えている。今回の問題は、その権利を誰が付与できるのかを巡る争いのもよう。
これに対し、MU Eastの会長を務めるタイ芸能事業大手「ミス・グランド・インターナショナル(MGI)」のナワット・イサラクラシーン氏が即座に反論した。MU Eastは、自社が東半球95地域におけるミス・ユニバース事業の運営権とフランチャイズ管理権を保有していると主張。タイなど6カ国との契約は有効であり、各国代表は予定通り2026年大会へ出場する資格を持つとしている。
ナワット氏によると、MU EastとMU Westは関連会社JKN Legacyの下でそれぞれ50%ずつの権益を保有しており、MUOには一方的に契約を無効とする権限はないとしている。MUO側の決定は契約違反に当たる可能性があるとして説明を要求。問題が解決しなければ米国で法的措置を取る構えも示した。
今回の対立によって、タイを含む6カ国の代表が2026年ミス・ユニバース世界大会に出場できるかどうかが不透明な状況となった。争点は各国代表の資格そのものではなく、「誰がミス・ユニバースのフランチャイズを発行する権限を持つのか」という運営権の帰属にあり、今後は法廷闘争に発展する可能性がある。



























