【シンガポール】三菱重工業は9日、シンガポール北東部を走る全自動無人運転車両システム(AGT)「センカン・プンゴルLRT」向けの2両連結車両8編成(16両相当)をシンガポール陸上交通庁から追加受注したと発表した。
三菱重工は22年にセンカン・プンゴルLRTの車両17編成(34両相当)の供給、既存車両基地の大型拡張にともなう信号、軌道、車両保守機器といったシステム一式の更新工事を受注していた。
センカン・プンゴルLRTは地下鉄北東線の2駅(センカン駅、プンゴル駅)と住宅街を結ぶ路線長23.3キロの支線。利用者増加に対応するため、輸送能力増強が進められている。