【タイ】ビーフン製造大手のケンミン食品(本社:兵庫県神戸市)のタイ製造子会社「Kenmin Foods (Thailand) Co., Ltd.」は、5月26日からバンコク郊外で開かれるアジア最大級の食品・飲料展示会「THAIFEX – ANUGA ASIA 2026」に出展する。健康志向の高まりを背景に拡大するグルテンフリー市場を見据え、米粉麺を中心とした海外販路の拡大を図る。
同社は日本国内でビーフン市場の約4割を占めるメーカーで、タイに基幹工場を持つ。米粉を使った麺類の製造技術を強みに、グルテンフリーの中華麺や即食性の高い「ケンミン焼ビーフン」を海外展開の柱に据えている。世界のグルテンフリー食品市場は2033年に210億米ドル規模に成長するとの予測があり、同社は中長期的な市場開拓の機会とみている。
THAIFEXはアジアを代表する食品展示会で、2025年は57カ国・地域から3200社超が出展した。ケンミン食品は過去にも参加しており、新規取引先の開拓や既存顧客との関係維持、市場動向の把握に活用してきた。今回も短期的な商談だけでなく、海外バイヤーとの接点づくりや市場理解の深化を目的に据える。
会場では、米粉を主原料としたグルテンフリー中華麺や「ケンミン焼ビーフン」を展示し、試食や調理デモンストレーションを行う。タイ工場の生産体制を強化し、アジア発で米粉麺の存在感を高める方針。
ケンミン食品は1950年創業のビーフン専門メーカーで、米を原料とした加工食品を幅広く手がける。2020年には米粉中華麺の開発拠点「GF RAMEN LAB」を設立し、グルテンフリー麺の普及にも取り組んでいる。
























