タイ政府、IMF世銀年次総会の開催準備を本格化 10月にバンコクで開催

【タイ】アヌティン・チャーンウィーラクーン首相は5月11日、今年10月にバンコクで開かれる「IMF・世界銀行グループ年次総会」について、「世界金融のオリンピックともいえる重要な会議であり、タイの信頼性を示して国際社会の信認を高める大きな機会」と述べた。同日に開催された準備会合には、財務省、商務省、外務省、国家安全保障会議、警察などの関係機関の代表が出席した。

 準備会合を主宰したアヌティン首相は、「タイが開催国に選ばれたことは、国際社会が我が国の財政・金融の安定性を評価している証し」と強調。会議には世界各国から財務相級を含む高官が参加する見通しで、成功には治安当局の協力が不可欠だとした。テーマは「Thailand New Horizons: Empowering People, Building Resilience(タイの新たな地平線:人々を力づけ、強靱性を築く)」で、アヌティン首相はタイで良く知られる「足るを知る経済」の理念と組み合わせて発信していくとした。

 会議には189カ国の財務相、191カ国の中銀総裁をはじめ、総勢1万5000人が参加する予定で、世界で最も重要な金融・経済フォーラムの一つとなる。タイでの開催には11億6000万バーツの予算が閣議で承認されており、財務省が中心となって運営を担う。

タイ首相、IMFと会談 2026年IMF・世界銀行年次総会の開催に向け

写真:タイ首相府

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