タイ政府、違法な健康関連商品の取り締まりを強化 広告12万件超を遮断

【タイ】政府はオンライン取引の拡大に伴って増加している虚偽・誇大広告、無許可製品、危険物質を含む健康関連商品の流通を問題視し、取り締まりを強化している。食品医薬品局(FDA)が2023年から現在まで、違法広告12万1494件を遮断して6748件の違反行為で関係者を立件したほか、違法拠点576カ所を摘発した。押収品の総額は11億5200万バーツ(57億円相当)に上る。

 FDAは取り締まりの高度化に向け、デジタル技術の導入も進めている。Lazada、Shopee、Grab、LINE MAN、LINE、Facebook、Instagram、Threads、TikTok、Lemon8の主要10プラットフォームと連携し、AIとAPI(システム連携用接続仕様)を用いて違法商品の出品や広告を自動検知・排除する仕組みを構築。AIには9万2120語以上のブラックリストキーワードを学習させ、通報ネットワーク「Rapid Report」を拡充し、違法広告の迅速な遮断を図っている。

 プローイタレー・ラッサミーセーンチャン政府副報道官は消費者に対し、「健康関連商品を購入する際は、誇大広告に惑わされずにFDA番号を確認するなど、慎重に判断してほしい」と呼びかけている。不当表示を見つけた場合の通報先は、FDAホットライン「1556」、LINE公式アカウント「@FDAThai」、Facebook「FDAThai」、メール 1556@fda.moph.go.th、私書箱1556、および全国の各県保健事務所など。

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