【タイ】プローイタレー・ラッサミーセーンチャン政府副報道官は、保健省タイ式医療・代替医療開発局がマッサージ施術者を育成する「タイ古式マッサージ・ポー=ラーンナー450時間」コースを新たに導入したと発表した。ワット・ポーの伝統であるタイ古式マッサージと、北部ラーンナー文化の知恵を組み合わせ、独自性のあるタイ古式マッサージのブランド化を図るもので、北部チェンマイ県のサンカムペーン温泉を総合的なウェルネス拠点のモデル地域と位置づける。
同コースは、ラマ3世治世のワット・ポー伝統医書を基礎に北部の文化・芸能を取り入れたもので、「ラーンナーのしなやかな所作」を特徴とする。11種の技法と9種の主要工程で構成され、上半身・下半身の施術、押圧、打ち込み、調整、ストレッチなどを体系化し、文化的な独自性と品質を両立させた施術を目指す。
450時間コースはすでに同局の標準カリキュラムとして認定されており、まずはサンカムペーン温泉周辺の8集落のマッサージ施術者を対象に研修を実施する。香り、食、温泉を組み合わせた包括的な「体験型サービス」を提供。地域の持続的な収入源を確保するとともに、国際水準の観光サービスに対応できる人材育成を進める。
初回の研修は5月下旬に開始される予定。政府はタイマッサージ(タイ古式マッサージ)の国際的なウェルネス産業への発展を後押していく方針を打ち出している。
●タイ古式マッサージ業界に改革の波 人材不足と信頼回復へ制度見直し
























