タイSME開発銀、中小企業のデジタル化を後押し「資金も税務も理解してEコマースへ」

【タイ】中小企業向け金融機関のタイ中小企業開発銀行(SME D Bank)は、財務省国税局および中小企業信用保証公社(TCG)と連携し、中小企業の競争力強化を目的とした支援事業「資金も税務も理解してEコマースへ」を実施する。デジタル時代に対応した経営力の底上げを図るため、金融、税務、電子商取引に関する知識提供から低利融資への橋渡しまでを一体的に行う。

 本事業は、全国10県で計10回開催され、2026年2月から7月にかけて順次実施される。参加は無料で、ワンストップ形式により、1回の参加で経営に必要な支援を総合的に受けられるのが特徴。金融管理や会計の基礎、税制の正しい活用方法、Eコマース市場の拡大に向けた実践的なノウハウを提供し、事業コストの削減と売り上げ拡大を後押しする。特に、税務申告の電子化や付加価値税のオンライン登録など、制度面での理解を深めることで、経営の効率化を図る狙いがある。

 会場では、短編動画制作やブランド構築、人工知能(AI)を活用した販売促進などのワークショップを実施するほか、低利融資の相談にも応じる。融資金利は年3%で、最初の3年間は固定、最長10年の返済期間が設定されている。小規模事業者向けの最大100万バーツの融資や、環境配慮型事業を支援する最大3000万バーツ(1億5000万円相当)の融資などが用意され、信用保証公社の仕組みを活用することで担保がなくても利用できる。

 さらに、参加者にはデジタル会計システムを最大3カ月間無料で試用できる特典が付くほか、資産管理会社による事業拡大に向けた物件紹介や経営相談のブースも設けられる。SME D Bankは800社超の中小企業の参加を見込んでいる。

電話:1357(コールセンター), 02-265-4598, 02-265-4961, 02-265-4064
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