【タイ】タイ最大級の財閥CPグループ傘下の食品大手ジャルーン・ポーカパン・フーズ(CPF)が2024年の連結決算で、総売上高5807億4700万バーツ(2兆5000億円相当)、純利益195億5800万バーツ(860億円相当)を計上した。前年の赤字から一転、純利益476%増と大幅に好転した。
13カ国での海外事業が好調で、総売上高の63%を稼ぎ出した。特にアフリカ豚コレラ熱(ASF)の影響でベトナムでの豚肉価格が上昇、売り上げを伸ばしたことが貢献した。国内販売は同31%。50カ国以上への輸出は同6%。事業別では農業が総売上高の55%、飼料が同23%、食品が同22%。