「ThaiNS」と「G-Able」システムインテグレーションで包括的業務提携契約締結

【タイ】タイでシステムインテグレーションサービスを提供する「Thai NS Solutions」(本社:バンコク、ThaiNS)が1月16日、タイ大手システムインテグレーターの「G-Able Public Company Limited」(本社:バンコク、G-Able)と包括的業務提携契約を締結したと発表した。両社は異なる顧客基盤・ソリューション領域を相互に補完・活用することにより、それぞれの事業拡大・事業基盤強化を進めていく。

 具体的には、「在タイ日系企業向け提携」として、クラウド・セキュリティ・データ分析といったG-Ableの競争力のあるサービスを日系企業に提供すると共に、ThaiNSが提供するサービスへのG-Ableソリューションの組み込みによって付加価値の向上を目指す。「タイローカル企業向け提携」としては、製造実行システム(MES)などのThaiNSの競争力あるサービスをローカル企業に提供。また「共同サービス企画」として、日鉄ソリューションズ(NSSOL)が持つ独自ソリューションのタイでの展開を含め、デジタルプラットフォームビジネスなどについて共同サービス化を検討していく。

 ThaiNSは、バンコクおよび日系企業が集まる東部ラヨーン県に拠点を構え、180人を超える人員体制で日本製鉄を含む在タイ日系製造業向けに、業務アプリケーション開発などのシステムインテグレーションサービスを提供。G-Ableは、タイ証券取引所(SET)に上場する人員約1500人のタイ大手システムインテグレーター。金融・サービス・テレコムなどのタイローカル企業に対し、クラウド・セキュリティ・ビッグデータ分析などのソリューションを提供している。同社は1000社を超える顧客を有し、売上高は2023年度決算でおよそ53億バーツ(230億円規模)。

 G-Ableは、「今回の提携は相互の顧客基盤およびソリューション領域を補完しあうことで事業拡大・事業基盤強化を進めるものであると共に、何よりも顧客に提供するサービス価値の向上を目指していく」と述べている。

鈴木健介氏(Managing Director, ThaiNS 写真右)とDr. Chaiyuth Chunnahacha(CEO, G-Able)

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