【タイ】東部チョンブリー県やラヨーン県で工業団地を開発運営するピントーン・インダストリアル・パーク(PIN)が、21億バーツ(95億円相当)を投じてピントーン工業団地フェーズ8を開発する。2027年半ばに開設する予定だ。
PINやタイ工業団地公社(IEAT)の発表によると、新たに開発されるフェーズ8は、ピントーン工業団地の既存フェーズに近い国道331号線沿いで、開発面積は1102ライ(1.76平方キロメートル相当)。主に中国からの投資を見込んでおり、開発によってもたらされる経済効果は334億バーツ(1500億円相当)、雇用創出は8000人以上を期待している。
ピントーン工業団地の既存フェーズは1から6まであり、入居企業の40%が日系。フェーズ7は2024年より建設中で2026年に開設の予定。PINはさらに、ラヨーン県でフェーズ9および10(総面積3000ライ)の開発も計画中だ。