「近い将来もっとも行きたい国」 アジア9カ国・地域で日本1位 GMOリサーチ調査
- 2023/3/3
- タイ経済・企業
【アジア】GMOリサーチが10月29日~30日に日本を含むアジアの10カ国・地域の20~69歳の男女3328人(各329~346人)を対象に実施した海外旅行に関するインターネット調査で、日本以外の9カ国で「近い将来もっとも行きたい国」の1位に日本がなった。
「近い将来もっとも行きたい国」は香港で「日本」43.8%、「台湾」8.9%、「中国」5.8%、中国で「日本」25.8%、「オーストラリア」8%、「タイ」7.8%、韓国で「日本」16.5%、「米国」13%、「スイス」11.1%、タイで「日本」35.2%、「スイス」6.8%、「韓国」6.3%、シンガポールで「日本」22.1%、「台湾」10%、「ニュージーランド」8.4%、フィリピンで「日本」20.6%、「韓国」15.4%、「米国」6.1%、ベトナムで「日本」19.5%、「シンガポール」9.9%、「台湾」9.3%、マレーシアで「日本」17.8%、「中国」9.7%、「タイ」7.8%、インドネシアで「日本」14.5%、「韓国」11%、「シンガポール」9%だった。
日本を選んだ理由は「その国の伝統料理・郷土料理を味わいたい」(20%)、「独自の文化を体験したい」(19.7%)、「観光名所が多い」(16.3%)が上位で、「治安が安定している」、「出入国制限が解除された」といった回答がみられた。
過去に訪日旅行の経験がある回答者に満足度を聴取したところ、全体の60.1%が「非常に満足」と回答した。エリア別にみると、東アジアでは「日本食」(75.5%)、東南アジア諸国連合(ASEAN)では「自然・景勝地」(71.7%)が1位。国・地域別でみると、韓国とタイでは「温泉」、中国では「日本酒」という回答が多かった。
訪日旅行の滞在日数は全体の平均が9.89日間。エリア別でみると、東アジアは平均7.48日間、ASEANは11.10日間だった。
訪日旅行時の消費予算(渡航費・宿泊費を除く)に関しては、全体では「20万~30万円未満」(23.4%)がもっとも多く、続いて「10万円~15万円未満」、「15万円~20万円未満」(同率18.1%)だった。中国(47.1%)とシンガポール(54.4%)は「30万円以上」(30万円~50万円未満、50万円以上を合算)の回答が約半数を占めた。