ビジネスクラスでリクライニングできず タイ航空、8機にシート不具合

【タイ】タイの公共放送タイPBSなどによると、タイ国際航空のチャーイ最高経営責任者(CEO)は10日の記者会見で、自社の旅客機8機でシートに不具合があることを認めた。6月までに修理するとしている。不具合があったのはエアバスA350型機4機とボーイング777-200ER型機4機。

 チャーイCEOは「他の航空会社も同型機を使用していて、シートの修理部品が取り合いになっている」などと弁明した。

 これに先立ち、タイ航空のビジネスクラスを利用したタイ人実業家が、故障で自分と同行者のシートがリクライニングできなかったと、インターネットの交流サイト(SNS)に投稿していた。この実業家がタイ航空機で同様の体験をしたのは過去半年で2度目だったという。

 タイ航空は実質的なタイ国営企業で、放漫経営の末、経営が破たん。2020年から事業更生手続きの適用を受け、経営再建を目指している。

 2024年1〜3月期は売上高が前年同期比10.7%増、459.6億バーツ、最終利益が同80.7%減の24.1億バーツだった。旅客数は同10.2%増、388万人。3月末時点の運航機数は前年同期から12機減り74機だった。

 

 

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