【インドネシア】パナソニックはインドネシアで4月に独自技術で井戸水の鉄分を除去するセントラル水浄化機器の新製品を、8月に水質を硬水から軟水に変える軟水機を発売する。

　現在展開している井戸水を汲み上げるポンプや電気シャワーと組み合わせるとともに、導入前に必要な水質検査の体制強化と新たに配管清掃サービスを提供し、機器販売からサービスまで水に関わるソリューション事業を拡大する。

　インドネシアでは人口の約70％が水質の悪い井戸水を洗濯やシャワーなどの生活用水として使用している。また、インドネシアの水質はカルシウムとマグネシウムを多く含む硬水で、洗濯物が固くなる、シャワーでの不快感、キッチンや食器への水あかの付着などの不便さがある。パナソニックは軟水化によりこうした課題を解決できると見込む。

画像提供、パナソニックグループ