9)タイの国花「ゴールデンシャワー」

和名:ナンバンサイカチ(南蛮皀莢)
英名:Golden Shower
泰名:ราชพฤกษ์ ラーチャプルック

 ゴールデンシャワーは言わずと知れたタイの国だが、原産地は隣国ミャンマーやその先のスリランカ、インドとのこと。タイで最も暑い時期のソンクラーン(タイ正月、水掛け祭り)前後に咲く。

 タイ語で「ラーチャプルック(王の樹)」と呼ばれるが、本来はドーク・クーン(ดอกคูณ)という地味な名前で、どちらかというと今でもドーク・クーンの方が通じやすい。発音的にはラーチャプルックの方が格好良い。一方、チャイヤプルック(ชัยพฤกษ์、勝利の樹)という名もあると説明されているが、タイ語で見るとピンク色した花を指す場合が多いように思われる。

 和名は「ナンバンサイカチ」とのことで、タイ語の「王の樹」のような格好良さに欠ける。その一方で「可憐」という花言葉もあり、日本の桜のように風が吹くと吹雪いて、花言葉どおり可憐。

樹の下にいると、花びらがハラハラと散ってくる。桜ほどに吹雪にはならない。

咲き乱れると圧巻。

タイにありがちなマメ科、無数の房を付ける。

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