- Home
- カルチャー, タイでどこにでも咲く花
- 9)タイの国花「ゴールデンシャワー」
9)タイの国花「ゴールデンシャワー」
- 2023/6/2
- カルチャー, タイでどこにでも咲く花
和名:ナンバンサイカチ(南蛮皀莢)
英名:Golden Shower
泰名:ราชพฤกษ์ ラーチャプルック
ゴールデンシャワーは言わずと知れたタイの国だが、原産地は隣国ミャンマーやその先のスリランカ、インドとのこと。タイで最も暑い時期のソンクラーン(タイ正月、水掛け祭り)前後に咲く。
タイ語で「ラーチャプルック(王の樹)」と呼ばれるが、本来はドーク・クーン(ดอกคูณ)という地味な名前で、どちらかというと今でもドーク・クーンの方が通じやすい。発音的にはラーチャプルックの方が格好良い。一方、チャイヤプルック(ชัยพฤกษ์、勝利の樹)という名もあると説明されているが、タイ語で見るとピンク色した花を指す場合が多いように思われる。
和名は「ナンバンサイカチ」とのことで、タイ語の「王の樹」のような格好良さに欠ける。その一方で「可憐」という花言葉もあり、日本の桜のように風が吹くと吹雪いて、花言葉どおり可憐。