- Home
- IT, 業界記事(業界事情・製品紹介), 特集・インタビュー
- 業務視点から見たタイの会計(5)「発生主義と現金主義」by SimLex Development
業務視点から見たタイの会計(5)「発生主義と現金主義」by SimLex Development
- 2024/2/23
- IT, 業界記事(業界事情・製品紹介), 特集・インタビュー
第5回 発生主義と現金主義
◆「発生主義」と「現金主義」の概念
会計の処理の方法に「発生主義」と「現金主義」という概念があります。国際会計基準にそった会計では、ほぼ「発生主義」で統一されていますが、タイでは二つの仕組みが混在して採用されている場面が多く、こうした点にも注意が必要です。
分かりやすい例を挙げて説明しましょう。ある取り引きが発生し、出荷後Invoiceを発行したとします。インドネシアではInvoice発行時に、Withholding Taxの会計仕分けを入力します。これを「発生主義」と呼びます。一方タイの場合、Invoiceに対する現金を受領してWithholding Taxの会計仕分けを入力します。これを「現金主義」と呼びます。
続きはSimlex Development本サイトでご覧ください。—> 第5回 発生主義と現金主義
SimLex Developmet Co., Ltd. 古賀 敏生
九州大学を卒業後、大手ベアリング会社に就職し生産技術研究所にて工程設計を経験し、38才で独立後スケジューラ・生産管理システムを中心とした開発・販売を実施した。その後、タイにてSimLex Development Co., Ltd.を設立し、0ベースよりERP・生産管理システム・会計システムを開発・販売し現在に至る。