日鉄エンジニアリング、CO2分離回収利用でサイアムセメントと協業

【タイ】日鉄エンジニアリングはタイおよび東南アジア周辺国のセメント工場の排ガスから二酸化炭素(CO2)を分離回収して利用する技術(CCU)の導入に向け、タイの大手複合企業サイアムセメント(SCC)グループと協業する。

1月12日、SCCグループのセメントメーカーであるSCGセメント、サイアムセメント(ゲンコイ)の2社と覚書を締結したと発表した。

タイのセメント産業は年間3000万トンの温室効果ガスを排出し、削減が急務となっている。今回の協業では、SCGのセメント工場に、日鉄エンジニアリングが開発した省エネ型CO2回収技術を導入し、排ガスから分離回収したCO2からメタネーション装置で合成メタンを製造、セメント工場内で石炭燃料の代替エネルギーとして利用する。日鉄エンジニアリングとSCGはこのCCUの適合性、普及可能性の調査およびビジネスモデルの検討について連携して取り組む。

SCCはセメント、化学、包装材などの事業を展開する。筆頭株主は33.6%出資するワチラロンコン・タイ国王。

関連記事

トピック

  1. 年末年始ツアー好評受付中☆10月に入り予約確定が増加し 満室&満席コースも続々と出始めました!ご予…
  2. 【10/7】代表的なタイ料理トムヤムとは何か。トムヤムを食べてタイ人を思う …『アジアの風だより』…
  3. チャオプラヤ川で大切な人と一緒にロマンティックな記念日に♪ アナンタラ『マノーラクルーズ』が10月…

要チェック!イベント&セミナー

  1.  本セミナーでは、タイの上場企業600社の概要および基礎知識を、製造業に関わる日本人ビジネスパー…
  2. 職場のタイ人スタッフとの関係にお困りごとは無いでしょうか? また、タイへ赴任まもなく、タイ人…
  3. バムルンラード病院「乳がんを正しく知る」セミナー 2024年10月22日(火)10:00~…

コラム・タイカルチャー

  1. 和名:ラデルマケラ(薫水花?) 英名:Dwarf Tree Jasmine(Radermacher…
  2. ――  在タイ年数が長いほど信用できない同胞が増えてくる ――  在留邦人数7万337人、世界第4…
  3.  フランス海軍がチャオプラヤー川を遡行・封鎖した(パークナーム事件)1893年から、タイとフラン…
  4.  同性婚を合法化する2024年改正民商法(第24版)が2024年9月24日、官報に告示されました。施…
  5.  「タイ王室御座船パレード(Royal Barge Procession)」が10月27日、バンコク…
ページ上部へ戻る