タイの清廉度、180カ国・地域中108位 日本16位 NGOの汚職調査
- 2024/1/30
- タイ社会
【アジア】国際NGO(非政府組織)のトランスペアレンシー・インターナショナル(TI)が各国・地域の汚職の度合いを数値化した「腐敗認識指数(CPI)」の2023年版で、タイの清廉度は調査対象の180カ国・地域中108位と、前年から7つランクを下げた。
腐敗とは「与えられた権限を濫用して私的利益を得ること」というTIの定義に基づき、各国の公務員、政治家などが賄賂などの不正行為に応じるかどうかを調べた。CPIは100点満点で、点数が低いほど腐敗が激しい。タイの点数は35点(2022年36点)だった。
最も清廉とされたのはデンマークでCPIは90点だった。2位はフィンランドで87点、3位ニュージーランド85点、4位ノルウェー84点、5位シンガポール83点、6位スウェーデンとスイスで82点、8位オランダ79点、9位ドイツとルクセンブルクで78点。
主要国とアジア諸国・地域は12位カナダ76点、14位オーストラリアと香港で75点、16位日本73点、20位フランス、英国71点、24位米国69点、28位台湾67点、32位韓国63点、57位マレーシア50点、76位中国42点、83位ベトナム41点、93位インド39点、104位ブラジル、ウクライナ36点、115位インドネシア、フィリピン34点、136位ラオス28点、141位ロシア26点、149位バングラデシュ24点、158位カンボジア22点、162位ミャンマー20点、172位北朝鮮17点、180位はソマリアで11点。