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〈タイ業界事情〉AIによるWEBマーケティングはどこまでのことが出来るのか BANGKOK TOKI SYSTEM CO., LTD.
- 2026/8/28
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前回はWEBマーケティングを目的とした商品検索サイトについてのお話ということで、その中でAIによるSEO対策であるとかアクセス結果を元にした商品改善についての説明をさせていただきましたが、今回も引き続きこのAIによるWEBマーケティングについての深掘りをしてみたいと思います。
1、商品検索サイトの検索ロジックについて
通常会社のホームページですと主要商品の紹介ページがあったとしても、基本的には固定表示で常時同じ商品画面だけが表示されているというケースが多いかと思いますが、この欄では前回紹介させていただいたような形で自社の販売管理システムとAPI(Application Programming Interfaceの略で主にWEBサービスとのデータ連携をおこなう目的で使用される機能)連携によるデータリンクを行うことにより、ホームページサイト側のデータ領域を使用することなく常に最新の商品情報が検索できるという形を想定しております。
この方法であれば、仮にお取り扱い商品が数万点あったとしても、連携の仕組みさえ作成しておけば別途煩わしい登録作業をおこなうことなく全商品の検索がホームページサイトからおこなえるという点でもかなり優れものなのですが、それ以外にも検索ワードから検索結果を抽出する過程においてどのようなロジックを使用するのかという部分をチューニング出来るという意味においても以下に説明させていただくように将来性が期待できる方式なのではないかと思います。
どういうことかと言いますと、主要商品の紹介ページでは常に売れ筋の商品若しくは現在マーケティングで力を入れているプロモーション品を自動的に先頭に表示させるという手法は、これはAIでなくとも簡単に実現は可能です。
それから同じように検索ロジックの表示優先順位を上記のような商品を優先的に表示するようにすることも可能ですし、それでここからが今回の主題であるAI機能の活用というお話になるのですが、この優先順位を様々なファクターによりチューニングしていくということを考えてみます。
具体的には検索される頻度の多い商品、若しくは販売管理システムより取得した販売実績を元に現在売れ行きの良い商品の優先順位を上げることにより、既に販売力を持っている商品を優先的に表示することにより今まで以上にマーケティング効果を上げることを目指します。
あと、少し変わった手法としまして在庫管理システムのデータを元に在庫の多い商品であるとか販売管理システムのデータを元に粗利の高い商品であるとか、そういった社内事情で販売促進をおこないたいものを優先的に表示させるといったことも可能となります。
2、納品実績をWEBマーケティングとして活用
前項では商品検索に関するAI活用ということで、どちらかと言えばEコマースのような自社サイトにて商品販売を行うケース、若しくはかなり多品種の商品を取り扱われている会社さんが対象という感じでしたが、この項ではそれ以外のケースに対するWEBマーケティングについて考えてみたいと思います。
例を挙げて説明いたしますと商品販売ではなく様々なサービスを提供されている会社さんの場合、前述のような商品検索という形のマーケティングとは異なる形式でのアピールとなりまして、具体的には会計委託に代表されるコンサルティング的なサービスや工場及び事務所内の施工サービス若しくは輸送サービスといった内容ですと案件ごとにそれぞれ作業内容が異なる形になるかと思います。
そこでそういったサービス販売の場合は商品検索ではなく今までの納品実績をお客様へのアピール情報として考えまして、またこの納品実績情報についてもAPIによる販売管理システムとの自動リンクをおこなうことにより、常に最新情報がホームページサイトに表示されるようにしておきます。
もちろんホームページサイトに表示されるお客様の情報はお客様の同意をいただいた範囲のみとして、作業内容については基本的には自動的に取得できるINVOICE情報を元にして、また同内容に対してお客様のフィードバック等の詳細が追記出来る形にしておけば良いかと思います。
そしてこの納品実績についても商品検索と同じように様々な検索機能を付けておき、例えば作業カテゴリーですとかお客様の業種ですとか、また作業内容を任意のワードで検索出来るような機能を構築して、後は商品検索と同じように売れ筋のものやプロモーション品を優先的に表示するといった機能を付けることにより同じようなマーケティング効果を得る形を目指します。
3、よくあるご質問(FAQ)ページをWEBマーケティングとして活用
前回はこのWEBマーケティングの説明の中でSEO対策についての話をさせていただきましたが、今回はその内容を更に一歩進めてLLMOについて考えてみたいと思います。
このLLMOと言いますのはLarge Language Model Optimizationの略称でございまして、ただこれだけでは何のことやら分からないかと思いますが、要は生成AIのアルゴリズムに最適化する作業ということになります。
具体的にはSEO対策がGoogle等の検索エンジンに最適化する作業なのに対して、LLMOはChatGPTやGeminiに代表される生成AIに情報を取得してもらうべくホームページの内容を調整するといった作業になりまして、これが可能になりますと現在ChatGPT等の生成AI機能を使用されている方に対するマーケティング効果は絶大でありまして、また直接生成AI機能を使用されない人にとってもGoogle検索では最近AI Overviewsという形で検索をおこなうとAIによる回答が最初に表示されるケースが多くなっておりますので、ある意味広告費を払って色々なサイトに掲載してもらうことと同等の価値が得られるとも言えるでしょう。
それでこの生成AI機能についてなのですが、タイでも最近AIパスポートという名称で支援が進めておりまして、恐らくは今後マーケティングビジネスとしては真っ先に対応をおこなわないと取り残されてしまうのではという勢いで世界中に広がっております。
では自社ホームページをどのように調整すればそういった生成AIに取り上げてもらえるのかと言いますと、それが簡単に出来るのであれば皆同じ対策を採用して生成AI側としましては元々宣伝の道具として使われることを目的とはしておらず、そういった要素を排除する形に動くことも予想されますので、当然のことながら一筋縄ではいきません。
ということで、先ずは一般的なLLMOの説明ですと生成AIに引用されやすい文章スタイルを構築するという対策が挙げられます。
どういうことかと言いますと、通常ChatGPTのような生成AI機能がどのように使われるかを考えてみると分かりやすいかと思いますが、基本的には質問形式で例えばタイでレンタカーを借りる場合にどこの会社のどういった車種を選べばリーズナブルでかつ安全かとか、自宅の電気代を抑える為にソーラーパネルを設置した方が良いかどうか、その場合いずれの業者を選べば良いか、といった様々な問い合わせに対して、AIがその回答をネット上のありとあらゆるデータを検索及び学習した結果を返してくれるといった使われ方が多いかと思います。
それでそのようなケースである場合、AIの検索方法としては先ずはユーザーさんからの質問内容に近い文章を探していくと思われまして、もちろん一字一句同じ内容である必要はないのですが上記の例ですと「タイ」「レンタカー」「ソーラーパネル」といった重要と思われるキーワードが含まれる文章を探していく形になるのではと予測されまして、とは言いましてもネット上に存在する膨大な文章の海の中でどういった優先順位で代表の回答が選ばれるのかというロジックの中枢の部分については、それほど簡単に予測できるものではありません。
また生成AIの検索ロジックについては常に新しいものに置き換えられていくという情報もありますことから、対策についても同様に臨機応変におこなっていく必要がございまして、ただ分かりやすい対策方法としましては検索元となりますユーザーさんからの情報は上記のように通常質問形式になることが多いのではと思われまして、そこで自社ホームページに掲載する文章も質問形式にしておけば、より検索されやすくなるのではと言えるかも知れません。
具体的には通常でもホームページ内にはよくあるご質問ということでFAQページが設けられていることが多いかと思いまして、このFAQページを充実させてやれば生成AIの検索ロジックにマッチする可能性が高くなるのではないかと予測されます。
そこで対策としましては、このFAQページについても常に同じ内容を表示しておくのではなく、データベース化してQA内容を都度追加出来るようにしておき、後々の対策が臨機応変におこなえる形式を構築しておきます。
そして商品検索と同様、様々なカテゴリーやキーワードにて内容検索がおこなえるようにしておき、頻繁に検索されるご質問事項を優先的に表示されるような仕組みとして、更にお問い合わせページから新たにいただいたご質問内容と同内容に対する回答についても順次FAQページに追加をおこなうことにより、お客様の今現在知りたい情報をデータベース上に蓄積していきます。
またお客様からのご質問内容のみではなく、前述の商品検索や納品実績における検索内容も参考にしながら、リアルタイムでトレンドとなっているワードに絡めたFAQ内容を新たに追加することも効果的で、このことにより生成AIの検索ロジックに合致しやすい状況を作り出します。
ということで今回も前回と同様、WEBマーケティングを目的とした自社ホームページの構築にAI機能を駆使した場合どういったことがおこなえるのかという視点で引き続き考えてみました。上記の説明の中にも記述させていただいておりますように、特にLLMOについては今後マーケティングの必須事項になり得るほどのポテンシャルを秘めておりますので、こういったマーケティング手法にご興味がおありの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせをいただけますでしょうか。
BANGKOK TOKI SYSTEM CO., LTD.
住所:333 Lao Peng Nguan Tower 1, 17th Floor, Unit B1, SoiChaypuang,
Viphavadi-Rangsit Road, Chomphol, Chatuchak, Bangkok 10900
日本人担当:難波孝次
電話:0-2618-8310-1 ファクス:0-2618-8312 Eメール:toki@ksc.th.com
ウェブサイト:www.bkktoki.com






























