【タイ】警察は8月10日、中部ビーチリゾートのプラジュアップ・キーリーカン県フアヒンでプールヴィラなど15カ所を捜索し、外国人名義借り(ノミニー)によって不動産を不法に取得した疑いで、外国人13人を逮捕した。 資産総額は3億バーツ(14億円相当)に上るとみられる。
捜索は、警察幹部、県知事、商務省通商開発局(DBD)や内務省土地局の担当者を含む200人態勢で、フアヒンの住宅開発「A Hua Hin」で実施された。プールヴィラや一戸建ての建売住宅が並び、価格は1棟あたり1000万〜2000万バーツ。警察のこれまでの捜査で、ノミニーで不動産を保有していた法人が複数確認されていた。外国人45人に逮捕状、タイ人39人に出頭命令が出されており、同日に逮捕されたのは米国人、英国人、フランス人、オランダ人、オーストリア人、イタリア人、中国人、フィリピン人の 13人だった。
逮捕された外国人は、「弁護士事務所や会計事務所から、会社を設立すれば合法的に不動産を保有できると助言された」と供述しているという。購入のためだけに会社を設立し、事業は行っていなかった。一方、名義上の株主となっていたタイ人は、「株式の購入も会社運営も行っておらず、書類を見たこともない」とし、名義貸しで利用されたと主張している。
警察は、捜索した15カ所で会社登記簿、会計資料、パソコン、携帯電話、電子データなどを押収。資金の流れや関係者の特定を進めている。





























