【タイ】ランド・アンド・ハウシズ・ファイナンシャル・グループ(LHFG)は、傘下のLH銀行の国際融資残高を今年50%増やす目標を掲げている。タイへの外国直接投資(FDI)の増加と越境取引の拡大が追い風となる見通し。
LH銀行は2026年の国際融資を前年比50%増とする目標を設定。上半期にはすでに27%増を達成したという。上半期の国際融資残高は、2025年末比で27%増の230億バーツに拡大した。国際融資は同行の総融資残高の8%を占め、前年末の6%から上昇。2027年までに比率を10%に引き上げる計画。
成長の主因は、投資委員会(BOI)の投資促進政策に沿ったデジタルインフラやAI関連産業への投資としている。国際業務の拡大に加え、総融資残高も3640億バーツに増加。法人・コングロマリット向け融資が10%、個人向けが10.3%、商業・中小企業向けが6.6%伸びた。FDI流入や越境取引、輸出活動の増加を背景に、手数料収入も好調。貿易金融収入は148%増、為替取引収入は75%増となった。
同行は、上半期に6.6%増となったSME融資を下半期にさらに拡大する方針を示している。業界全体の融資伸び率は1.8%にとどまっているが、LH銀行は中小企業支援のため14種類の金融商品・プログラムを新たに投入する。
また、タイ中央銀行(BOT)の信用支援制度「SMEクレジットブースト」および「SMEセキュアドプラス」を活用し、中小企業の資金繰りを支援する。LH銀行は年間の総融資伸び率を10〜12%と見込む。


























