タイ中部の製氷工場でアンモニア漏洩 周辺住民と学校生徒3000人が避難

【タイ】中部スパンブリー県ドゥームバーンナーンブアット郡内の製氷工場で7月8日、冷却装置の貯蔵タンクからアンモニアが漏れ出し、周辺の住民や学校生徒に避難が呼びかけられた。およそ3000人が避難し、体調不良を訴えた36人が病院に搬送された。

 アンモニアは、貯蔵タンクに備えられた手動バルブの保守作業中に漏れ出したという。広い範囲に匂いが広がり、住民36人が病院に搬送されたが、症状は軽いもよう。近隣の学校2校が安全確保のため、計3000人の児童生徒を避難させた。

 通報を受けて駆け付けたレスキュー隊や地元行政の災害対策部署が工場に立ち入り、アンモニアが漏洩したバルブを遮断した。臨時の緊急対応センターが設置され、風向きの監視が続いた。

 ワラーウット・シラパアーチャー工業相は「事態は収拾しているが、工場の運営に問題が確認された場合、工場法第39条に基づき操業停止命令が出される可能性がある」と述べ、関係機関に厳格な監視と法令の適用を指示した。また、同県内に28カ所ある製氷工場についても、安全基準の順守状況を緊急点検するよう命じた。

写真:JS100 Radioフェイスブックより

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