【タイ】中古住宅のリノベーション事業を手がけるリノベる株式会社(本社:東京都港区)は、アジア展開に向けてシンガポールとタイに新法人を設立した。シンガポール法人「RENOVERU GLOBAL PTE. LTD.」をハブ拠点とし、その関係会社としてタイ法人「RENOVERU(THAILAND)CO., LTD.」を置く。あわせて、バンコクで買取再販事業の第1号案件となるリノベーション工事に着手した。
同社がタイ市場に参入する背景には、人口減少局面に入ったタイで新築コンドミニアム市場の縮小が見込まれる一方、中古物件の評価基準やリノベーション文化が十分に整っていない現状があるという。バンコク中心部では新築価格の高騰と専有面積の縮小が進むが、中古物件は割安で立地や広さの面で優位性があるとされる。リノベるは日本国内で15年間に8000戸超のリノベーション実績を持ち、中古マンションの価値再生を進めてきた経験を、タイでの中古流通の整備に生かす。
着工した第1号案件は、スクムビット地区にある築28年、専有面積166平方メートルの中古コンドミニアムの一室で、シンガポール在住の日系投資家と共同で進める。内装を全て撤去するスケルトン工事を行い、間取りも現代の生活様式に合わせて大幅に変更する計画で、完成は10月を予定している。
同社は今後、タイで施工会社、不動産会社、投資家とのネットワーク構築を進める。現地調査ではリノベーション需要を確認しており、バンコクでのリノベーションサービス提供に加え、日本で展開する「中古購入とリノベーションのワンストップサービス」の導入も視野に入れる。また、シンガポールでも不動産事業者や施工会社との協業体制づくりを進め、両国を起点にアジアでの中古住宅流通とリノベーション文化の普及を目指すとしている。
コーポレートサイト:https://www.renoveru.jp/corporate/
























