【タイ】タイ会計検査院(SAO)新本部ビル倒壊事故で5月15日、工事関係者17人に業務上過失致死の容疑で逮捕状が発行された。「タイの建設王」と評されるタイのゼネコン大手イタリアンタイ・デベロップメント(ITD)のプレームチャイ・カンナスート社長(71)も含まれる。
逮捕状が発行されたのは、
・ITD
・China Railway No 10 (Thailand):ITD合弁相手
・Forum Architect:設計事務所
・Meinhardt Thailand:設計事務所
・PN Synchronize:建設コンサル
・KP Consultants and Management:建設コンサル
・W. And Associates Consultants:建設コンサル
の代表者、エンジニア、監督など。
ITDのプレームチャイ社長は、西部カーンチャナーブリー県のトゥンヤイ・ナレースワン野生生物保護区で密猟を繰り返しており、2018年2月に見つかって逮捕された。禁錮3年2カ月の実刑判決を受けて2021年12月に服役、2023年10月に仮釈放されていた。