東北部ブリーラム県のクメール遺跡2カ所が一時閉鎖 国境紛争の激化で

【タイ】東北部ブリーラム県のクメール遺跡2カ所が、カンボジアとの国境紛争激化を理由に一時閉鎖される。文化省芸術局が7月26日に発表した。再開時期は未定。

 一時閉鎖となるのは、「プラサート・パノムルン(パノムルン歴史公園)」と「プラサート・ムアンタム」。パノムルンは特に参拝者が多く訪れ、ブリーラム県の顔といえる存在。一部をのぞき12世紀後期の建造物とされる。

 カンボジアとの戦闘はブリーラム県の東側、スリン県に近い地域で発生しており、今回一時閉鎖となる遺跡からは離れている。ただ、カンボジア軍がスリン県の国境線上にあるクメール遺跡付近への攻撃を続けており、ブリーラム県内のクメール遺跡を対象とした攻撃も否定しきれないことから、一時閉鎖の決定となった。

プラサート・パノムルン

プラサート・ムアンタム
写真はいずれもnewsclip

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