バンコクの踏切衝突事故 貨物列車運転士が薬物陽性 無免許運転も判明

【タイ】バンコク都心部の踏み切りで5月16日に発生した路線バスと貨物列車の衝突事故をめぐり、貨物列車の運転士が薬物検査で陽性反応を示し、機関車運転の免許も所持していなかったことが分かった。運輸省鉄道局が明らかにした。

 貨物列車の運転士(46)は、警察による尿検査で薬物使用の陽性反応が確認された。さらに、鉄道局が発給する運転士免許を持たずに運転していたという。鉄道局はこれを受け、列車運行に関わる全職員に対し、アルコール・薬物検査の実施を指示したほか、無免許の運転士を乗務させた監督者についても調査対象とするよう命じた。

 バンコク首都警察のサヤーム・ブンソム首都警察司令官は、運転士を過失運転致死傷の疑いで立件したと発表。踏み切り上で停止していた路線バスの運転手も同じ容疑で捜査を受けていることを明かした。

 サヤーム司令官によると、踏切係員が貨物列車に赤旗を振って停止を求めていたが、減速せずに進入したという。容疑者の運転士は当初、「貨物が重くて止まり切れなかった」と説明していた。

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事故が発生した5月16日の現場 写真:バンコク都庁(BMA)

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