パンガン島でイスラエル人が麻薬パーティー、警察が4人逮捕

【タイ】南部スラーターニー県パンガン島で10月14日未明、イスラエル人の男4人が違法薬物を使用し、現行犯逮捕された。警察は観光地での薬物犯罪を防ぐため、全国的に取り締まりを強化する方針を示した。

 パンガン島警察署は14日午前4時半ごろ、「ヴィラ(貸別荘)で大音量のパーティーが開かれている」との通報を受けて現場に急行した。ヴィラには26~27歳のイスラエル人4人がおり、テーブルの上にはコカインやエクスタシー(MDMA、幻覚剤)が置かれていた。尿検査で全員から薬物反応が出たことによって逮捕、本人たちも使用を認めたという。

 事件の報告を受けたキティラット・パンペット警察長官は、外国人旅行者が多い地域を中心に、娯楽施設や宿泊施設の調査を徹底するよう全国の警察に指示した。「外国人の安全と国のイメージを守るため、タイを薬物乱用の場とすることを許さない」と強調した。

写真:POLICE News Varieties

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