アユタヤで曳航船が沈没 妊娠7カ月の女性行方不明に

【タイ】中部アユッタヤー(アユタヤ)県ナコーン・ルアン郡内のパーサック川で10月14日午後、曳航船が沈没し、乗っていた妊娠7カ月の女性が行方不明となった。救助に駆け付けたレスキュー隊は、女性はすでに溺死したとみている。

 現地のレスキュー隊は午後3時半ごろ、事故の詳細をフェイスブックに投稿。曳航船は艀(はしけ)を引いて川を上っていたが、流れの抵抗を受けた艀に引き戻されて沈んでいった。

 事故を撮影した映像には、船が沈む瞬間と直後に船長の男性が水面に浮かび上がる様子が映っている。船長は自力で岸まで泳ぎ着いた後、「妊娠7カ月の妻が船内に閉じ込められて脱出できていない」と警察に話したという。艀の引き揚げ作業は始まっていない。

写真:レスキュー隊「1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)」フェイスブック掲載の動画のスクリーンショット

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