バーレーンでの売春を強要、友人を誘い出す 10年前の事件でタイ人女を逮捕

【タイ】タイ警察人身取引対策課(ATPD)は4月25日、10年前に友人の女性をバーレーンに誘い出して売春を強要した疑いで、タイ人の女(31)をピッサヌローク県ワットボート郡で逮捕したと発表した。被害者の女性はバーレーン到着後に現地警察に被害届を出し、すぐに帰国していた。

 事件は2016年10月に発生。被害者は当時の友人だった女の「シンガポールのカジノでチップ交換係として働けば月10万バーツほど稼げ、宿泊と食事が無料、渡航費も立て替える」とのフェイスブック投稿を見て連絡し、友人女性1人を誘ってパスポートを取得した。女が出発直前に「勤務先がバーレーンに変更になった」と告げ、現地に到着してようやく売春を強要されることが分かったという。

 女性2人が拒否すると、「渡航費10万バーツを返済しろ」と脅されて逃げられない状況に置かれたため、女性活動家のパウィーナー・ホンサクン氏が運営する「パウィーナー財団」にバーレーンから相談。同基金の支援でバーレーン警察に被害届を提出し、帰国してタイ警察にも被害届を出した。

 警察は長期間にわたる捜査で女が北部ピッサヌローク県にいることを突き止め、今回の逮捕に至った。女は1人あたり3万バーツの紹介料を得て、同様の手口で複数の女性を海外に送り込んでいたとみられる。女は容疑を否認しているという。

写真:POLICE News Varieties

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