水害被災地ハジャイでの発砲騒ぎ、男が自首

【タイ】大規模な洪水が発生したタイ南部ソンクラー県ハジャイ郡で12月1日、被災者の救助活動にあたっていたレスキュー隊に向けて発砲した疑いで、地元の男(30)が逮捕された。自ら警察に出頭した。

 男は自首してグロッグの拳銃を提出した。銃声は11月25日以降、複数回にわたって聞こえたとされ、一連の事件で初めての逮捕者となる。

 警察のこれまでの調べによると、男は発砲を認めたものの、レスキュー隊を狙ったことは否定。支援を必要とする自分たちに気づいてもらいたいがために、空に向けて撃ったと供述している。洪水で数日間にわたって自宅に閉じ込められ、強いストレスを感じていたと話しているという。

 洪水被害を受けたハジャイでは、レスキュー隊が救助活動中に複数回の銃声を聞き、安全確保のため食料配布などを中止。「明らかに銃を向けられた」隊員がいたとも報じられ、海兵隊や警察が現地入りしていた。

洪水被災地のタイ南部ハジャイで銃声 救助活動に被災者が反発?

夜のハジャイを警備する地元警察 写真:POLICE News Varieties

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