【タイ】タイの不動産デベロッパー「プルクサー・ホールディング(PSH)」は、今年の新規住宅プロジェクトの立ち上げを大幅に抑制する。計画しているのは総額82億バーツ(400億円相当)の7件にとどまり、過去最低水準となる。未販売在庫660億バーツの圧縮と、継続的な収益を生む資産の拡充に経営の軸足を移す。
資産の最適化、安定収益の確保、資産活用の加速、在庫処分による資金繰り改善、キャッシュフロー管理の強化を柱に据える。昨年後半から事業ポートフォリオの見直しを進めており、主力事業の磨き込みと非中核資産の売却を進める移行期にあるとする。賃貸住宅などを含め、保有資産を付加価値の高い安定収益型事業に転換する方針で、既存の土地も再活用し、3年以内に安定収益の比率を売上高の1割まで引き上げる。
前年は14件、総額133億バーツを投入したが、当初計画の22件、234億バーツを下回った。これまでの最低水準は2022年の19件111億バーツで、ピークは2016年の69件597億バーツだった。
今年の売上高は188億バーツを見込む。内訳は、不動産事業が前年比30%増の150億バーツ、医療関連が同16%増の26億バーツ、その他収入が12億バーツで横ばいとする。前年の売上高は150億バーツで、前々年の194億バーツから23%減少した。不動産事業が28%減115億バーツと全体を押し下げた一方、医療関連は2.5%増22億4000万バーツとなった。
























