ゲーム翻訳のデジタルハーツHD、バンコクに子会社 ゲーム翻訳需要に対応

【タイ】ゲームのデバッグ(不具合検出)や翻訳サービスを手がけるデジタルハーツホールディングス(本社:東京都新宿区)は、バンコクに現地法人「デジタルハーツ バンコク」を2025年10月に設立する。アジア地域におけるローカライゼーション(翻訳・言語適応)事業の拠点と位置づける。

 同社グループは2010年からゲーム翻訳を展開。世界同時発売が一般化する中、迅速かつ高品質な多言語対応の需要が高まっている。これを背景に、AIを活用した翻訳支援システム「ella translation service」を開発するなど、ローカライゼーション事業を強化してきた。

 同社によると、タイでは近年ゲーム人口の増加に伴いタイ語翻訳の需要が拡大している。新会社では、翻訳や言語品質保証(LQA)を主力とし、現地の言語や文化に精通した人材を活用する。さらに、デバッグやマーケティング支援など関連サービスも組み合わせ、国内外の顧客への提案力を高める方針だ。

 同社は「デジタルハーツ バンコク」をアジア言語対応の主要拠点とし、今後もサービス提供の拡充を進めるとしている。

■子会社概要
・名称:DIGITAL HEARTS Bangkok Co., Ltd.
・所在地:タイ王国バンコク都
・HP:https://www.digitalheartsbangkok.com
.    https://www.digitalhearts-hd.com/

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