【タイ】タイ政府は6月17日の閣議で、バンコクでのF1(フォーミュラワン)グランプリの開催を承認した。タイ・スポーツ庁が今年に入った辺りから可能性を示唆。ペートーンターン・チナワット首相も5月23日にモナコで、「フォーミュラ1タグ・ホイヤー モナコグランプリ 2025」を観戦していた。
ソーラウォン・ティエントーン観光スポーツ相によると、開催費用は400億バーツ超(1800億円相当)で、予算は年ごとに立てられる。グランプリはシティ・サーキット形式で、レース場はチャトゥチャック区内に建設される見込み。
スポーツ庁は以前、「チャトゥチャック区内のウィッパワーディー・ランシット通りを中心にチャトゥチャク公園および隣接する2つの公園を縫うように6キロのコースを確保する」計画を明らかにし、実現すれば観客30万人の誘致と120億バーツ(550億円相当)の収益が期待できるとしていた。