【タイ・ベトナム】タイ工業団地大手WHAが、ベトナムで新たに工業団地を開発する。ハノイ南のタインホア省とフンイエン省の2カ所で、投資総額は3億8000万米ドルと伝えられる。調印式はペートーンターン・チナワット首相のベトナム訪問に合わせて開催されたもよう。
タインホア省では175ヘクタールの「WHA Smart Technology Industrial Zone 2 – Thanh Hoa, Phase 1」を開発、投資登録証明書(IRC)を取得済みで年内にも着工する。電子機器、電化製品、自動車、物流およびそれらを支える高付加価値産業を
取り込んでいく計画。同省は人口370万人を有する。
フンイエン省では250ヘクタールを開発する計画で、さらなる事業化調査と申請準備を進めていく。フンイエン省はハノイおよび港湾都市ハイフォンに近いという戦略的な立地。タインホア省での開発同様に高付加価値産業の取り込みを狙う。