【タイ】南部パンガー県のシミラン諸島国立公園が5月16日から5カ月間、雨期に合わせて閉鎖される。自然再生と管理向上が図られ、10月15日に観光客の受け入れを再開する。
タイ気象庁の15日の雨期入り宣言に合わせたもので、前年も同様の措置が採られた。今週はすでに2日間(12、13日)、悪天候を理由に観光客の立ち入りが制限されていた。
10月15日以降は原則、来園にはEチケットの購入が必要となる。タイ人は身分証明書番号、外国人はパスポート番号を入力する。来園予定日の当日朝8時まで、購入が可能。
Eチケットを巡ってはこれまでに、「タイ人名義で発行され、外国人が入園者した」などのミスもしくは不正が見つかっており、公園当局が厳密な管理に乗り出している。旅行代理店がツアーなどでチケット購入を取りまとめる場合、ミス、違反、不正などに対して1回目5000バーツ、2回目2万バーツ、3回目10万バーツの罰金が科せられるという。