【タイ】タイ警察の中央捜査局(CIB)、消費者保護局(CPPD)、農業協同組合省畜産局などによる合同捜査チームが4月29日、バンコク北隣パトゥム・ターニー県内の冷蔵倉庫を捜索、1トン以上の未許可の豚肉を押収した。倉庫内には5トン以上の豚肉が保管されており、販売許可を得た豚肉も一部が腐って悪臭を放っていたという。
捜索を受けたのは大規模卸売市場「タラート・タイ」近くの冷蔵倉庫。豚肉はバンコク郊外のサムット・プラカーン県およびナコーン・パトム県から送られてきたものだという。警察は、未許可の豚肉が市場に出回っているという情報提供を受けて合同捜査チームを結成、摘発に乗り出した。
警察によると、パトゥム・ターニー県は特にアフリカ豚コレラ熱(ASF)が警戒されている県で、検査や調査が厳密だという。