【タイ】バンコク西方サムット・ソンクラーム県のラマ2世通りで4月29日午前7時20分頃、上部をまたいで架かる高架道路からコンクリート片が落下した。走行中だったピックアップトラックの運転席側のフロントガラスを突き破り、ドライバーが重傷を負った。
メディアの取材を受けたスリヤ・ジュンルンルアンキット副首相兼運輸相は、事故現場は事故が多発している道路工事区間ではないと説明。既存の高架道路の劣化とした。
コンクリート片の直撃を受けたドライバーは、あご、胸、腕を負傷し、病院に搬送された。コンクリート片は助手席に残っていたという。
ラマ2世通りは、首都バンコクから中部ペッチャブリー県方面に伸びる国道35号線。バンコクからサムット・サーコーン県の区間で現在、高速道路(M82)としての再開発が行われている。2019年着工以降の事故件数は2500件以上といわれ、最近では2024年11月にサムット・サーコーン県内の区間で6人死亡、9人けがの事故、今年3月にもラマ2世通りに接続するバンコク都内の高速道路で6人死亡、24人けがの事故が起きていた。
写真:1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)フェイスブックより